理系っぽくない人は院進するな。

こんばんは。

 

先週からだいぶひどい風邪をひいてしまい、研究室に行けたり行けなかったりしてました。

ので、最近はこれといったことはございません。

ということで、今日は研究室に配属されてから何があったのかを書こうと思います。

 

今日のまとめはタイトル通り、

(私のように)理系っぽくない人は院進するな。

 

正確には、自分は理系っぽくないと自覚のある方は院進するな。です。

ちなみに、私は自分が理系だとは全く思えません。むしろ文系です。

なんならかなりの人に「全然理系っぽくないね!」と言われます。

そしてそれが結構うれしかったりします。全くショックじゃないです。

 

もっと言って欲しい!!!!!!理系やめたい!!!!!

 

それではお時間のある方は下へどうぞ。

 

 

 

私は院進するにあたり、大学を変えました。

この研究室は、高校時代から私がずっと興味を持っていたテーマをやっている上に、比較的実家に近いので、

研究室訪問もあまりきちんとやらないままこの研究室に決めてしまいました。

思えばこれがすべての原因です。

 

院進を考えている方は、テーマもそうですが何より研究室の雰囲気や人が自分に合うかどうかを最優先に見ていくと幸せになれると思います。

 

これ本当に大切なことです。

 

学部時代は同じ研究室に同期がいなかったのですが、次の研究室にはさすがに同期の1人や2人いるだろうとタカをくくって行きました。

結論、同期は1人いました。

 

そう、い”た”んです。

 

唯一の同期は5月ごろに就職の関係で研究室から去りました。

正直、理由はそれだけではなかっただろうなと思います。

このころには私も同期も、研究室の雰囲気がなんかおかしいということに気づいていました。

 

どうしてこんなに会話しにくい雰囲気なの?

そもそも何をすればいいの?

ていうかここの人たちは挨拶とかしないの?

どうしてみんなまだまだ新人の私たちを馬鹿にしたような目で見るの?

 

別れ際に同期に

「あまり頑張りすぎないようにね」

と言われました。

内心、「いやあなたがいなくなることが一番しんどいんですが」と思ってましたが。

 

そして、後日ボスに呼ばれ、研究テーマのコンバートを命じられました。

抜けた同期がやるはずだったテーマを引き継いでくれないかと。

私には拒否権はありません。

 

同期が抜けたショックとテーマのコンバートのダブルショックで、もともと崩れそうだったメンタルが完全にノックアウトされました。

 

ご飯が食べられなくなり、体調も不安定になり、誰とも話したくなくなりました。

毎日大学辞めたい、死にたいと思っていました。

 

でもそんなことしたらここまで進学させてくれた親に申し訳なさすぎる。

他の研究室の仲のいい同期にも笑われる。

 

辞めることも死ぬこともできないまま、ただただ体重だけが減っていきました。

 

なんとか体力を振り絞り、久しぶりに会った高校の同級生には

「目やばいよ。大丈夫?」

と割と本気で心配されました。

 

このままでは本当にやばいと思い、学生カウンセリングに通い始めました。

泣きながらカウンセラーさんに話したのを覚えています。

 

さすがにボスも心配したのか、久しぶりに研究室に行った際、部屋に呼ばれました。

 

ボ「みんな心配してたんだよ」

私「(そんなこと誰にも何も言われなかったけど?ていうか重いわ)ご心配かけてすみません」

ボ「いやそれは僕じゃなくてみんなに言って」

私「(は?何言ってんだこいつ)はあ」

 

ボ「大丈夫?」

私「大丈夫じゃないです」

ボ「そうか…何がつらい?」

私「(泣きながら)もうよくわかりません」

ボ「そうか…じゃあカウンセリングとか通ったらどうですか?」

 

これでもいろいろ割愛しましたが、ここで私の中の何かが爆発しました。

この人は私のことなんて何も考えていない。人のことを考えられない人なのだと。

人を理解する気がないのだと。

そして学生を教育、指導する気などさらさらないのだと。

 

この人には、そしてこの研究室の人達には全く何も期待しないようにしようと固く心に決めた瞬間でした。

 

この会話の後はさっさと話を切り上げ、部屋を出ました。

 

このとき、この研究室は、

・共同生活を送る上で必要なコミュニケーションすら取る気がない。

・他人を思いやる気持ちがない。

・そもそも困っている人がいることに誰も気づかない。

 

という、いわゆる一昔前の理系の集団なのだと思いました。

 

それからは、親しい友人や親に自分の状況を話し、発散させていくようにしました。

そしてたまにサボるということも大切なメンタルヘルスです。

 

私は研究室を選ぶ際、たった2年間だしあまり深く考えなくてもいいかと甘く考えていました。

 

たかが2年間。

されど2年間です。

 

誰にも私のような院生活を送って欲しくないので、長々と書いてみました。

 

何度も書きますが、

私のようにあまり理系っぽくないと自覚のある方は、院進するくらいなら、就職したほうが1000倍いいと思います。

 

いや自分はそれでも院進したいという方は、研究室選びは研究室の雰囲気や人が自分に合うかどうかを最優先に見ていくことをおすすめします。

 

長くなりましたが、これにて。